こんにちは! mnbd(@mnbbbbbd)です。
シーナ・アイエンガーさんの「選択の科学」にはどんなことが書いてあるんだろう?
人はどんな感想を持ってるんだろう?
実際に読んでみたので、感想をご紹介いたします。
本記事には、以下のことが書かれています。
- シーナ・アイエンガーさん著、桜井裕子さん訳の「選択の科学」の感想
選択の科学
- 著者
- シーナ・アイエンガー
- 翻訳
- 櫻井裕子
- 出版社
- 文藝春秋
- ページ数
- 380ページ
感想
人生は選択で満ちている。
あまり意識したことはないですが、大なり小なり日々選択しない日はないですよね。
本書は著者の経験に始まり、約20年に渡る実験・研究が凝縮されたものです。
高級食材店の試食コーナーで、24種類のジャムを並べた場合と6種類のジャムを並べた場合ではどちらがよく売れるか?
答えは6種類なのだとか。
人は選択肢が多いほど買うというわけではないとは驚きです。
個人主義のアメリカでは何ごとも自分で選択しなければならないそうですが、逆に集団主義の日本では、自分で選択しなくてもいいと思うことの方が多いのだとか。
そして旧共産主義圏の国々にいたっては、選択しないで決めてもらう方が楽だといいます。
どれがいいというのは人それぞれでしょうが、集団主義でありながら、個人主義の欧米の文化が入ってきている日本では、自己選択とそうでない場合と半々ぐらいがちょうどいいのでしょうかね。
また、自らが自分で決定しているという感覚を持って生きることが幸せなのだそうです。
あまり意識はしたことないものの、何かがあれこれ決められたものは窮屈で反発したくなったり、あまり良い感覚が持てない気がします。
人生の決断ような大きな選択は、不安があるものの、やはりそれも自己決定してければ後悔がないのかもしれません。
集団主義の日本でも、テクノロジーの進化によって職を奪われたり、新しい職種が生まれたりしていて、個人主義的な自己決定をしていく人が増えるのかもしれません。
まとめ
シーナ・アイエンガーさん著、桜井裕子さん訳の「選択の科学」の感想でした。
以上です。
読んでいただきありがとうございました!