Cocoonで「保護されてない通信」と表示される場合の対処法

Web制作

こんにちは! mnbd(@mnbbbbbd)です。

相談者
相談者

Cocoonを使ってて、 https化したのにブラウザに「安全な接続でない」「保護されていない通信」と出てしまうだけど、 どうしたらいいんだろう?

mnbd
mnbd

WordPressやCocoonの設定を見直すと解決できますよ。

本記事では、以下のことを知ることができます。

  • https化のざっくりとした内容とhttps化を放置するデメリット
  • 「安全な接続でない」「保護されてない通信」のサイトを「安全な接続」「保護された通信」のサイトにする設定

それでは行きましょう!

まず、https化と「安全でない接続」のデメリットについて、ざっくり説明させていただきます。
すでに知っているという方は「方法① WordPressのサイトアイコンを設定する」に進んでください。

https化とは

正式にはSSL(Secure Sockets Layer)に対応させることをいいます。
SSLとは、WebブラウザとWebサーバー間の通信を暗号化し、データのやりとりをする仕組みのことです。

サイトのアドレスが「https://」になっていることがSSL対応されたWebサイトのため、「https化」と呼ばれることがあります。

SSL対応されてないサイトは、「http://」になっていて、今でも多くのサイトが残っています。

混在コンテンツを放置するとどうなる?

httpsとhttpが混在したサイトを「混在コンテンツ」といいます。
混在コンテンツの見分け方は、ブラウザの上部、アドレス欄の左側に注意アイコンが出たり、「保護されてない通信」と出ているかです。

混在コンテンツのないサイト(Firefoxの画面)
混在コンテンツのサイト(Firefoxの画面)

Google社は、2019年10月に「混在コンテンツをブロックしていく」と発表しました。

混在コンテンツは、検索順位の下落やブロック、また、ユーザーからの信頼も失う可能性があるので、できるだけ早く対処する必要があります。

Cocoonにおける問題とは?

httpのサイトとしてWordpressやCocoonをインストールし、その後にhttpsのサイトに変更しようとすると、一部画像ファイルなどがhttpのままになってしまうようです。

これらを手動で一つひとつ設定変更する必要があります。

方法① WordPressのサイトアイコンを設定する

  1. メニューから「外観」→「カスタマイズ」をクリックします。
  2. メニューから「サイト基本情報」をクリックします。
  3. 「画像を変更」ボタンをクリックします。
  4. ファイルをアップロードするか、メディアライブラリから選択してください。(推奨画像サイズ: 512×512ピクセル)

方法② CocoonのOGPのホームイメージを設定する

OGPは、TwitterやFacebookなどのSNSでサイトを共有した場合に、意図したように表示されるようにする仕組みです。

この画像ファイル(ホームイメージ)の設定を変更します。

  1. メニューから「Cocoon設定」→「Cocoon設定」をクリックします。
  2. タブメニューから「OGP」クリックします。
  3. ホームイメージの画像のアップロードで任意の画像選択します。
    「https」になっていることを確認してください。
  4. 最下部の「変更をまとめて保存」ボタンをクリックします。

方法③ CocoonのAMPロゴのアドレスをhttpsに変更する

AMPは、モバイル上で高速表示させるための仕組みです。

ここで使用される画像ファイルがhttpになっていますので、それをhttpsに変更します。

  1. メニューから「Cocoon設定」→「Cocoon設定」をクリックします。
  2. タブメニューから「AMP」クリックします。
  3. AMPロゴのアドレスを「https://」に変更します。
  4. 最下部の「変更をまとめて保存」ボタンをクリックします。

まとめ

Cocoonで「保護されてない通信」「安全でない接続」と表示される場合の対処法を説明しました。

以上です。

読んでいただきありがとうございました!

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