[感想/ネタバレ]すぐやる力 – 塚本亮

読書

こんにちは! mnbd(@mnbbbbbd)です。

塚本亮さんの「すぐやる力」ってどんなことが書いてあるんだろう?
人はどんな感想を持ってるんだろう?

塚本亮さんの「すぐやる力 自然に動き出す自分に変わる!」を読んでみましたので、その内容と感想をご説明いたします。

本記事には、以下のことが書かれています。

  • 塚本亮さんの「すぐやる力 自然に動き出す自分に変わる!」の内容と感想

すぐやる力 自然に動き出す自分に変わる!

  • 著者
    • 塚本亮
    • ジーエルアカデミー代表取締役。高校時代に偏差値30から同志社大学へ現役合格。その後、ケンブリッジ大学で心理学を学ぶ。
  • 出版社
    • PHPビジネス新書
  • 出版日
    • 2019年11月1日

どのようなことが書かれているか

「すぐやる」ためにはやり方がある。

心を入れ替えて行動するのではなく、行動するから心が変わるのだといいます。

考えるのではなく、ちょっとした行動が後に大きな行動となるということを心理学の知見から導いてくれています。

たとえば、目標を立てることよりも、まずは一歩踏み出してやってみることで、その先へつながる。

一人で物事に向き合うのでなく、周囲の人間に宣言するというちょっとした行動、自らを行動せざるを得ない状況にして、よい結果が得られると。

本書は、「ちょっと行動してみる」ことによって、自然と動き出し自分が変わっていくということを軸に書かれています。

しかし、何でもかんでも行動すればいいと言っているわけではなく、たとえばメール応対など即答しないことをすすめていたり、メモを取って記録することで、論理的に考えられる余地が生まれることが述べられている部分もあります。

感想

自分がやろうと思っていることがあるのに、ちっとも進まない。

進まないから自己嫌悪になる。

そのやり方が合わないから、また違う方法論を探してしまう…。

長年、行動したいのにうまくそのサイクルが回せず悩んでいます。

ちょっとが億劫であったり、誘惑に負けて無意識に無駄な時間を過ごしてしまう。

メンタルにいいわけがないんですよね。

本書は、心理学をベースにそのやり方としてはとてもシンプルな方法で、どなたでもそれこそ「やってみる」ハードルが低いと感じました。

気乗りがしなくても行動してみることにこそ意味があるということで、ポジティブでストイックなやり方だと感じます。

逆に、たとえば石田淳さんの「すごい実行力」では、行動科学をベースに具体的に踏み込んだやり方が提案されています。

こちらは、メンタル面で億劫になりがちな部分を具体的メソッドでカバーしようとしています。

どちらがいい悪いではなく、実際に得られた経験に裏打ちされているので、こうした選択肢があること自体とてもありがたいことだと思いますね。

その他にも電話の受け方やメールの返信のしかたなどにも納得させられました。

「自分が変わる」というより、「ちょっと自分の行動を変える」ことが結果的に「自分が変わる」ことになるということなのだと思います。

考えるよりも「手を動かす」「身体を動かす」ことを実践していきたいと思います。

ストップウォッチの効果

本書では、ストップウォッチを仕事などの作業に使うことを勧めています。

嫌な作業であっても、ストップウォッチを押すことで、感情よりも時間にフォーカスさせられるので切り替える効果があります。

ただ、ギチギチにやりすぎると逆に嫌になってしまい、能率が悪くなることもありますので、作業内容や頻度を調整することをオススメいたします。

オススメの学習タイマーについて別記事になっていますので、よかったら参考になさってみてください。

まとめ

塚本亮さんの「すぐやる力 自然に動き出す自分に変わる!」の内容と感想でした。

以上です。
読んでいただきありがとうございました!

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